災害治療学シンポジウム

災害治療学シンポジウムin千葉

「災害治療学シンポジウムin千葉」を開催しました

 令和2年10月24日(土)に、亥鼻キャンパスのゐのはな記念講堂において、「災害治療学シンポジウムin千葉~台風被害とコロナ禍の複合災害に備える防災の最前線」を開催しました。

 このシンポジウムでは、日本で多発する台風や地震等の自然災害,世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症、そしてこれらが同時に発生した場合の複合災害をテーマとして、行政・医療機関・大学がそれぞれの取り組みや課題を災害に直面しうる地域に皆様と共有し、ともに考えることを目的として講演発表や議論を行いました。

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午前の部では、「千葉大学の防災への取り組み」および「防災に果たすアカデミアの役割」をテーマに、新型コロナウイルス感染症について、ドライブスルー検査と救急医の役割、ウイルス学から見たコロナ禍への対応などの発表があったほか、自然災害等については災害看護学やAI、ランドスケープ学など多様な学術分野の研究者が防災・減災に関する研究や活動を紹介しました。さらには自然災害や新興感染症の課題解決のために、千葉大学が推進する災害治療学研究所の設立構想について説明しました。

午後の部では、台風被害やコロナ禍に直面する中で、日々の生活のあり方や防災への心構えなど、身近な話題をテーマとしました。千葉市の熊谷俊人市長、いすみ市の太田洋市長、千葉大学医学部附属病院の横手幸太郎病院長が登壇し、各々がリーダーとしての立場から、これまでの対応や防災への考え方など、地域の皆さんへメッセージが送られました。その後のセッションでは、千葉大学が行ってきた災害医療活動と新型コロナウイルス感染症への対応、台風災害等により発生し健康を脅かすカビの脅威とその対策などについて、それぞれの立場に立つ専門家から説明がありました。

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参加者の質問に答える熊谷市長、太田市長、横手病院長

  シンポジウムの参加者からは「様々な立場や分野の方々が、我々の生活を支えていることが理解できました」、「報道されていること以外でも、たくさんの取り組みが行われていることがわかりました」などの感想が寄せられ、改めて関心の高い社会課題であることが伺われました。

 このほか、会場前の広場では、千葉大学医学部附属病院の災害派遣医療チーム(DMAT)が、災害テントや衛星無線機等の災害時に使用される機器等の展示を行いました。参加者は災害時の活動について質問したり、普段は接する機会のない設備に触れたりと、大きな賑わいを見せました。

 本イベントの動画(午前の部午後の部

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