疾患と治療

ページタイトル画像

その他の疾患

  • 後腹膜腫瘍
  • 仙骨部嚢胞性病変

後腹膜腫瘍

腹腔内の様々な組織(神経や筋肉など)が腫瘍化する場合があります。良性の場合もありますが、周囲への浸潤や転移など悪性腫瘍としての性質を持つものもあります。腫瘍の性質や場所に応じて化学療法、放射線療法、手術などを組み合わせて治療を行います。

仙骨部嚢胞性病変

直腸の背中側、仙骨・尾骨の近くに嚢胞状の腫瘍ができることがあります。これらは類表皮嚢胞(epidermoid cyst)、類皮嚢胞(dermoid cyst)、尾腸嚢胞(Tailgut cyst)など、いくつかの疾患に分類されています。良性の場合が多いですが、悪性化することもあるため症状がある場合や、画像診断で悪性を疑う所見がある場合などは手術を行います。