トピックス

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トピックス2014年

2014年12月5日

消防ヘリによるDPU方式での救急活動連携訓練を実施しました

2014年11月18日(火),当科と千葉県救急医療センター,千葉市消防局が企画立案した「消防ヘリによるドクターピックアップ方式(DPU)での救急活動連携訓練」が実施されました.この訓練は,平成24年1月から当科で運用し,同年6月には、千葉県救急医療センターが参画して展開しているDPUを活用し,多数傷病者発生時において災害現場でのトリアージ能力並びに応急救護活動能力向上を企図したものです.発生現場としては花見川区の千葉工業大学グランドをお借りし,花見川消防署のほとんどの隊員が参加しての大規模な現場活動訓練が,実災害に則して行われました.


2014年11月19日

第38回GRを開催しました

第38回救急科・集中治療部Grand Roundを,2014年10月31日に開催しました.パリ大学 集中治療医学教授のDr. Alain Combesに," ECMO Indications for Respiratory and Cardiac Failure"と題して講演して頂きました.
Combes教授は,これまでにECMO (extracorporeal membrane oxygenation; 体外式膜型人工肺) 関連の論文を多数発表されており,つい最近発表されたATS (American Thoracic Society) のECMOに関するposition paperでも筆頭著者となっています.この日は,心不全に対するECMO,呼吸不全に対するECMO,敗血症性ショックに対するECMO,それぞれの病態における考え方について分かりやすく講演して頂きました.
当院だけでなく他院からも様々な診療科の医師が参加し,また看護師,臨床工学技士も多数参加して,講演後の質疑応答も大いに盛り上がりました.


2014年11月19日

第37回GRを開催しました

第37回救急科・集中治療部Grand Roundを,2014年10月24日に開催しました.イェール大学 外科学教授のDr. Bauer Sumpioに," A Dynamic Perspective of the Endothelium and Disseminated Intravascular Coagulation"と題して講演して頂きました.
Sumpio教授は,20年以上に渡りイェール大学血管外科の教授として,年400件以上の手術を行いながら,血管内皮細胞における炎症反応と凝固の機序について研究して来られた方です.今回は,各種の化学的・機械的刺激によって惹起される血管内皮細胞の炎症反応が,どのようにして凝固系の活性化,ひいてはDICを引き起こすかについて,講演して頂きました.
当科の医師だけでなく多職種のICUスタッフが参加し,臨床につながる基礎研究の重要性を感じることができました.


2014年11月7日

第25回 日本急性血液浄化学会学術集会を開催しました

第25回日本急性血液浄化学会学術集会を,2014 年10月10・11日,千葉市の京成ホテルミラマーレにて開催しました.
この学会は,救急・集中治療の場で血液浄化が必要な重症患者をいかに治療するかをテーマとした学会です.当科で開発され全国に広まった持続的血液濾過透析 (CHDF)をはじめとした各種血液浄化法について,過去最多の参加者約800人による熱い議論が繰り広げられました.
当科教授の織田成人による会長講演「急性血液浄化の次のステップを実現するために」をはじめとし、特別講演として,本学会設立者の1人である当科の平澤博之名誉教授による「本学会25年のあゆみ」,また招請講演としてJAXAの青木伊知郎先生による「宇宙における水の浄化と再利用」などが行われました.ほかに,本学会恒例のBest Presentation Awardのコンペティション,分かりやすい血液浄化セミナー,CHDFハンズオンセミナー,超音波ガイド下穿刺CVCセミナーなども開催しました.


2014年11月6日

第6回SSTT座学1日コースを開催しました

台風19号の影響により受講者およびスタッフの移動が懸念されましたが、10月13日に千葉大学医学部附属病院クリニカル・スキルズ・センター(CCSC)で外傷外科手術治療戦略コース(Surgical Strategy and Treatment for Trauma; SSTT)座学コースを開催しました。外傷治療における戦略(Strategy)・戦術(Tactics)・チームワーク(Teamwork)における迅速性と的確性(Speed & Suitability)をキーワードとして、講義とワークショップを行いました。今後、受講者各施設の救急現場における外傷診療戦略に活用されていくことが期待されます。


2014年8月14日

ECMOシミュレーションラボを開催しました

2014年8月9日,千葉大学クリニカル・スキルズ・センターにおいて,日本呼吸療法医学会・日本集中治療医学会合同ECMOプロジェクト認定,NPO法人ECMO JAPAN主催による第1回 ECMOシミュレーションラボを開催しました.
ECMOのトラブルシューティングや緊急対応の戦略を習得するための新しいプログラムを作成,全国のECMOプロジェクト参加施設から受講生24人が参加されました.今後も定期的に開催予定です.

http://square.umin.ac.jp/jrcm/contents/ecmo/info.html


2014年8月14日

千葉大学CVC実践セミナーを開催しました

7月14日(月)14時から17時まで、千葉大学医学部附属病院 教育研修棟1階
千葉県医師キャリアアップ・就職支援センター(千葉大学クリニカル・スキルズ・センター)において2014年度「第79回CVC実践セミナーin第3回千葉大学CVC実践セミナー」を開催いたしました。
県内の医療機関から初期研修医8名、後期研修医1名が参加され、シミュレーター機器を使用し超音波ガイド下で中心静脈穿刺トレーニングを行いました。
当科スタッフがインストラクターとして開催し、基礎講義のあと3ブースに分かれ、受講者3名につき指導者1名により実習を行いました。
次回は、12月15日(月)に開催予定です。募集は千葉県医師キャリアアップ・就職支援センターのウェブ上で(https://www.dcs-net.org/career/seminars)11月ころから行う予定です。


2014年8月14日

第7回クリニカルアナトミーラボ「救命のための緊急処置手技教育」

2014年6月29日に千葉大学医学部クリニカルアナトミーラボにおいて,
新鮮凍結遺体を用いた第7回救急部ワークショップ 「救命のための緊急処置手技教育」を,当救急科若手医師を対象に開催しました.

http://www.m.chiba-u.ac.jp/research/cal/


2014年6月23日

第3回千葉災害医療従事者セミナーを開催致しました

2014年6月13日に千葉大学医学部附属病院 教育研修棟 1階 千葉県医師キャリアアップ・就職支援センターにおいて,第3回千葉災害医療従事者セミナーを開催しました.

https://www.dcs-net.org/misc/news/emergo3/e3top.html


2014年6月9日

第6回クリニカルアナトミーラボ「救命のための緊急処置手技教育」

2014年3月8日に千葉大学医学部クリニカルアナトミーラボにおいて,
新鮮凍結遺体を用いた第6回救急部ワークショップ 「救命のための緊急処置手技教育」を,
当救急部若手医師を対象に開催しました.

http://www.m.chiba-u.ac.jp/research/cal/


2014年1月20日

カロリンスカ大学ECMOセンター研修報告のお知らせ

第36回救急部・集中治療部 Grand Roundを開催します.皆様の参加をお待ちしています.
【演題】カロリンスカ大学ECMOセンター研修報告
【演者】安部隆三,大島拓,服部憲幸,松村洋輔
【日時】 平成26年2月17日(月) 18:30
【会場】 千葉大学医学部附属病院1階 クリニカルスキルズセンター

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