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「産科危機的大出血への対応フローチャート」千葉大方式第2回講習会のご報告

2011/09/14

千葉大学病院周産期母性科では、いつ誰が遭遇しても実行できる当科独自の「産科危機的大出血への対応フローチャート」を、田中医師と鳥越助産師を中心に作成中で、すでに完成間近となっています。暫定のフローチャート部分については、定期的にシミュレーション講習会を開催し問題点の抽出と科全体への浸透を図っています。
第1回の講習会は輸血部との連係がテーマで、参加者からは有益であったと好評を博しました。2回目の今回はICUとの連係をテーマに、3階のセンターからシミュレーターを借用して、下記のように開催されました。講師の中村医師の熱意と参加者の学習意欲の高さで大変熱い講習会となりました。

日時 9月8日(木)18時から19時30分
場所 みなみ棟2階 分娩室
講師 ICU 中村医師、周産期母性科 田中医師、鳥越助産師
参加者 医師11名、助産師11名、初期研修医3名、学生2名の計27名

講習内容を以下に示します。

1. 中村講師によるイントロダクション

2. 今回用いたシミュレーター2基 (頚動静脈ならびに大腿動静脈穿刺トレーニングモデル)

3. CVライン留置用の物品確認

4. CVカテーテル挿入のデモンストレーション

5. 大腿動静脈の卓上エコーによる描出

6. Aラインの組み立て方の実習

7. 中村講師の熱い指導

8. 内診体位での大腿動脈ライン確保