研究内容
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疾患生命医学研究でわかること

疾患生命医学研究室では、ゲノム編集技術などを用いてヒト病気のモデルマウスを作製し、それらを解析することにより病気の病態の解明や治療法の開発にむけて研究を進めており、基礎医学と臨床医学の橋渡し的な役割を担っています。

  疾患モデルマウスの開発解析と医学・ 医療への応用

疾患生命医学研究室の教員はそれぞれのテーマを持って研究を進めています。研究の一部を紹介します。

腸管神経は胎児期に神経堤細胞という組織から発生し、腸管を移動して腸全体に分布するようになります。その移動が途中で障害されると神経細胞のない部分ができてしまい腸の機能異常をきたします。私たちは腸内神経に異常をきたすマウスを用いて腸管神経系の分化や疾患発症メカニズムを解析しています。また、腸管神経系の異常が腸管免疫系、腸管上皮細胞バリア、及び腸管細菌叢に異常をきたすことを見出してきました。現在そのメカニズムの解析を行っています。

 

     

 

そのほか、現在の主な研究内容を紹介します。

 

      

 また、臨床の診療科の大学生やスタッフが研究室に在籍し、名診療科と関係のある病気のモデルマウスを用いて病態や治療法について研究を進めています。