キーワード:粘膜免疫、線維化、組織修復、間葉系細胞
私たちは、組織を支えるだけと考えられてきた<「間葉系細胞・Structural cell」>が、免疫細胞に「組織・臓器特異性」を与え、粘膜バリア、組織修復、線維化、炎症の制御に深く関わることを明らかにしてきました。
私たちは粘膜間葉系細胞の複雑な機能を読み解き活用する<「粘膜間葉系リテラシー研究」>(文部科学省卓越研究員事業採択課題)を発展させ
現在、SCAI (スカイ)project として、
「Structural Cells/Affect・Ameliorate/Immunity・Infection・Inflammation」を推進してきました。
Structural cellは<①免疫系の「末梢教育」>、<②上皮細胞の分化調整「粘膜バリア後方支援」>といった多彩な機能をもつ一方で、Structural cellの機能の変遷は、<③臓器不全を招く「線維化」やがん化>を導きます。
SCAI projectの1つのテーマである「粘膜修復・線維化の起点となる間葉系ー神経系相互作用の解明」を目指した研究がAMED・革新的先端研究開発支援事業「生体組織の適応・修復機構の時空間的解析による生命現象の理解と医療技術シーズの創出」を基盤として、基礎研究から社会実装までを見据えた研究に展開しています。

2023年:がん、免疫、恒常性:縁の下で働く線維芽細胞生物学
2024年:線維芽細胞から科学する微小環境バイオロジー
2025年:系譜と多機能性から解く線維芽細胞分子生物学
2026年:多様な臓器における隙間細胞のダイナミクスの統合的理解: