トピックス

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2013年のトピックス

クリスマス会を開催しました。

2013年12月26日(木)

2013年12月25日(水)にみなみ棟3階のプレイルームで、クリスマス会が行われました。
プレイルームはクリスマスの飾り付けがされ、とても華やかになりました。毎年恒例となった医師、看護師たち医療スタッフで編成された音楽隊が「ジングルベル」などのクリスマスの歌を演奏、みんなで歌いました♪ 子どもたちもハンドベルで「きらきらぼし」を合奏しました。
会の最後には、サンタさんがやってきて子どもたちは大喜び。サンタさんから一人ひとりにクリスマスプレゼントが配られました。
とっても楽しいクリスマスになりました。

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学会報告:第55回日本小児血液・がん学会学術集会

2013年12月16日(月)

11月29日から12月1日まで福岡で第55回日本小児血液・がん学会学術集会が開催され、参加してきました。
当科からは、安藤がポスター発表を行いました。
学会中は、日本小児血液がん専門医取得に必要な教育セミナーも開かれ、普段自分では理解が乏しい他科専門の小児がんについても専門家のお話を伺えて大変勉強になりました。
3日目にチャリティーマラソンが開催されましたが、発表と重なってしまい参加を断念したことが心残りです。

(血液腫瘍グループ 安藤)


学会報告:アジア太平洋アレルギー・喘息・臨床免疫学会議

2013年11月21日(木)

台湾で開催されたアジア太平洋アレルギー・喘息・臨床免疫学会議に参加しました。
Invited Speakerは著名な研究者ばかりで、他国の医師らとの交流も貴重な経験になりました。
夜市は大変活気がありました。

(免疫グループ 山本)


学会報告:第33回日本川崎病学会・学術集会

2013年11月07日(木)

今回の日本川崎病学会は富山県・富山市で開催されました。
学会では川崎病の原因論、急性期および遠隔期の治療・管理、成人期の川崎病、ドロップアウトする患者さんを少なくする対策などに関して、活発な討論がなされました。川崎病を最初に報告された川崎富作先生は、例年通り今年の学会にもご参加され、我々の議論に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
富山は富山湾という魚床を抱え、豊富な海の幸に恵まれ、また、生活用水がモンドセレクションで最高金賞を受賞した北アルプスの雪解け水であり、学会の合間にはおいしいお水、お食事を堪能することができました。

(循環器グループ 江畑)


学会報告:第50回日本小児アレルギー学会

2013年10月30日(水)

第50回日本小児アレルギー学会に参加しました。
初めての英語発表で緊張しましたが、乳児期の上気道の保菌とその後の喘鳴についての発表を行いました。国際化を意識した学会でMeet the professorも大変盛況でした。

(免疫グループ 山本)


学会報告:第10回ヨーロッパ小児神経学会2013

2013年10月30日(水)

ベルギーで開催された第10回ヨーロッパ小児神経学会に参加しました。
てんかんや脳症など発表は多分野にわたり、著名な先生方の講演も多く、大変勉強になりました。
学会後に飲んだベルギービールは最高でした。

(神経グループ 水落)


学会報告:第49回日本周産期・新生児学会学術集会

2013年8月29日(木)

日本周産期・新生児学会@パシフィコ横浜に参加しました。
小林先生がNICUで経験した特徴的な胎盤の症例を報告し、他にも当院小児科、小児外科、周産期母性科から多くの発表がありました。
会場の隣はマンモスYUKA展で賑わっていました。

(新生児グループ 遠藤)


千葉食物アレルギー親と子の会 講演会のご案内

2013年8月13日(火)

2013年9月21日(土)に「千葉食物アレルギー親と子の会 講演会」を行います。
今回は会の活動が始まって5年を記念して、5周年記念講演会とし「アトピー性皮膚炎」をテーマに開催します。

食物アレルギーとの関連とスキンケアについて、こども病院の山出先生と外部より東京都立小児総合医療センター小児アレルギーエデュケーター益子先生をお招きして、ダブル演題で開催します。

千葉食物アレルギー親と子の会 会長:森田香緒里


学会報告:第49回日本小児循環器学会総会・学術集会

2013年8月12日(月)

今回の小児循環器学会は東京・代々木で開催されました。
テーマは「先天性心疾患の一生をみる~もっとアグレッシブに、もっと協調を、こども達のために~」でした。
この学会では医師(小児科医、循環器小児科医、循環器内科医、心臓血管外科医、麻酔科医、産科医、精神科医など)、看護師、臨床検査技師、臨床工学士など多領域のプロフェッショナルが集まり、活発な討論がなされました。
猛暑の中で行われ、節電対応も十分なされており、発表者も含めノーネクタイが定着した学会でした。

(循環器グループ 江畑)


なつまつりを開催しました。

2013年8月6日(火)

2013年8月2日(金)にみなみ棟3階のプレイルームで、なつまつりが行われました。手作りのおみこしが病棟内を練り歩いて、おまつりがスタートです。子どもたちとともに看護師、病棟保育士もおみこしをかつぎ、みんなでわっしょい!わっしょい!
プレイルームでは、千葉大学の大学学院生たちが準備した「スーパーボールすくい」や「ヨーヨーつり」「ボーリング」などの屋台が並び、子どもたちを迎えました。こどもたちは順番に屋台をまわっておまつりを楽しみました。なかには何十個ものスーパーボールをすくった子や、ボーリングで上手にストライクを出す子もいて、おまつりはとても盛り上がり、たのしいひと時でした。


学会報告:第55回日本小児神経学会学術集会

2013年7月16日(火)

大分で開かれた小児神経学会に参加してきました。
小児神経といっても、てんかん、代謝変性疾患、脳炎、筋疾患、脳奇形、発達障害など様々な分野からなり、聴きたいものがたくさんありました。千葉大からは10演題ほど発表がありましたが、Guillain-Barre症候群についてまとめた竹下先生の発表が優秀賞に選ばれました。懇親会ででたフグは格別でした。

(神経グループ 内川)


学会報告:第87回日本感染症学会学術集会

2013年6月5日(水)、6日(木)

2013年6月5日、6日に、第87回日本感染症学会学術集会がパシフィコ横浜にて開催されました。
学会のテーマは「共に感染症と化学療法の未来を考えよう」で、輸入感染症から感染制御、抗菌薬治療、抗ウイルス薬、予防接種に至るまで、多岐にわたる演題が報告されました。当科からは大学院生の高橋幸子が「小児市中肺炎に対する7価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV7)導入の影響」についてポスター発表を行い、喀痰培養で診断された肺炎球菌性肺炎が減少傾向であること、特にPCV7に含まれる血清型が著明に減少していることを示しました。
今回の発表を元に検討を深め、今後の臨床や研究に生かしていきたいと思います。

(感染症グループ)


セラピードッグが小児科を訪問

2013年5月14日(火)

2013年4月24日(水)、アニマルセラピー体験として、日本動物病院福祉協会から5匹のセラピードッグとボランティアの方たちが小児科病棟に訪れ、子どもたちと交流しました。
アニマルセラピーは、動物とふれあいを通して、情緒的な安定、レクリエーション、QOLの向上などに効果があるとされています。
最初に犬とのふれあいかたなどの簡単な説明があり、セラピードッグがフラフープくぐりやトンネル抜けなどを披露してくれました。プレイルームに集まった子どもたちは熱心に見学していました。その後は自由にセラピードッグとふれあう時間が設けられました。
はじめはおそるおそる犬に触れていた子どもたちも、ボランティアの助けを借りすぐに犬と打ち解け、病棟内で一緒に散歩をしたり、抱っこをしたりと、とても楽しそうな様子で、笑顔にあふれていました。
今後も定期的にアニマルセラピーは継続していく予定です。

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学位を取得しました。

2013年4月1日(月)

2013年3月26日(火)に、千葉大学大学院医学薬学府の博士課程および修士課程の修了式が行われました。
日野もえ子先生、塩浜直先生、中野泰至先生、高橋喜子先生が医学博士、小澤直子さんが修士(医科学)を取得されました。おめでとうございます。今後の活躍を期待しています。


病院内の桜が見ごろを迎えています。

2013年3月27日(水)

今年は例年よりずいぶん早く桜が満開を迎えました。病院から医学部に抜ける坂道は、道の両側に植えられた桜で「花のトンネル」になっています。いつもは早足で病院と大学を行き来するスタッフも、この時期はゆっくり桜を楽しみながら歩いている姿を見かけます。
ここ数日の寒の戻りで、もう少し桜を楽しめそうです。病院に来られる際は、ぜひこの並木道に足を向けてみてくださいね。


河野陽一教授の最終講義が行われました。

2013年3月12日(火))

2013年2月28日(木)、千葉大学医学部附属病院 第一講堂で河野陽一教授の最終講義が行われました。聴講には、大学、附属病院などから多くの人が集まりました。
司会は小児科准教授の下条先生が務められ、講義に先立ち医学研究院長の中谷教授からのご挨拶がありました。
講義は「小児免疫・アレルギー疾患の基礎から臨床へ」をテーマに、アレルギー疾患の研究の歴史に本研究室の歴史を絡め、小児科学のこれからをお話になりました。
講義後には、附属病院長の宮崎教授の挨拶があり、続いて学生からの謝辞として医学部の高谷君が河野教授の思い出を述べました。
最後に関係部署の代表者からの花束贈呈をし、皆で記念撮影をしました。
河野教授、大変すばらしい最終講義をありがとうございました。

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ひなまつり会を開催しました。

2013年3月6日(水)

2013年3月1日(金)にみなみ棟3階のプレイルームで、ひなまつり会が行われました。今年は、プレイルームにひな人形も飾られ、ひなまつり会を盛り上げました。
入院中の子ども達で、おだいりさまとおひなさまを的にした「ストローとばしゲーム」をしました。みんなで高得点を出せるように頑張りました。
また、ひな人形の前で、手作りのおひなさま衣装を着けて記念写真も撮りました。最後に参加した子ども達には、保育士さんからおみやげも配られました。


ボストン留学記

2013年1月17日(木)

ジョスリン糖尿病センター 膵島細胞・再生医療部門 Kulkarni研究室

現在、私はボストンのジョスリン糖尿病センター、Kulkarni研究室に留学させて頂いています。ボストンは米国の東北部に位置し、歴史ある街として有名です。17世紀に移住してきた清教徒たちによりつくられ、あちこちにレンガ造りの古い街並みが残っているのが特長で、古き良き西欧の香りが漂います。歴史の街であるのと同時に、現在は世界でも指折りの教育・科学研究都市としての側面も持っています。ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学を中心とし、ボストン大学やタフツ大学などの有名大学がキャンパスを構えています。中でもロングウッド地区に広がるメディカル・エリアには、ハーバード大学医学部や公衆衛生学部などの医療関連施設、ボストン小児病院、ダナ・ファーバー癌研究所、べス・イスラエル・ディーコネス医療センター、ブリガム&ウィメンズ病院といった世界有数の医療・研究センターが立ち並び、日々世界最先端の研究が行われており、ジョスリン糖尿病センターもその一翼を担っています。
私の所属するKulkarni研究室は膵島細胞・再生医療部門として、糖尿病における膵島機能障害のメカニズム、膵島増殖の制御機構、膵β細胞の再生等、膵島を主な対象とし、研究を行っています。研究室には現在ポスドク研究員が8名おり、活気あふれる雰囲気の中研究が行われています。私も膵β細胞の制御機構について日々研究を進めています。なかなか思うようには進みませんが、糖尿病の病態解明や治療に少しでも役立てる研究ができるよう努力したいと思います。最後に、今回このような貴重な海外留学の機会を与えてくださった河野教授および医局の諸先生方に感謝申し上げます。

(高谷 具純)